緩和ケア
ここ1週間
確実に死に向かっている人の側で
1日の半分以上を過ごす
生の中に
そのすぐ先に
迫っている死
緩和ケアという名も
最近知った
いわゆるホスピス
そこだけ
時間がゆっくり流れているような
でもやっぱり確実に
時が流れている場所
苦しい時期が長くなってくると
痛いのが大嫌いな私なんかはすぐ
安楽死だとか
現実から逃げるような事ばかり
頭に浮かんでしまう
(安楽死を逃げと考えているのではなく
それは私も尊厳死だと考える派)
そんなにも苦しくて
水すら飲む事を禁じられて
(誤嚥防止)
私なら1日長く生きたところで
なんて弱音を吐くだろうに
昔の人だから
特に強いんだろうけど
最期が近いと聞いて
集まった家族たちの顔を見ては
笑みを浮かべる
そんな瞬間を見ると
たったそれだけの事でも
本人にとっては
大きな生きる希望なのかもしれないと
感じる
もっと
少しでも
みんなと居たいから
だから
否定的な言葉を
ひとつも漏らさないのかもしれない
かすかに
口から漏れる言葉も
弱音であろうと
いま生きている事を
感じる言葉ばかりだ
母は
年を越せたら
と願う
元旦には
看護師さんの獅子舞も
見れるらしい
病院の計測器
80cmから測れるらしく
悲しくも
未だ80を超えられず、、、
これはまた
来月の検診で
引っかかるわ。。。